ニラ圃場の土壌消毒【2019年度】

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両端(1回目)

本日(3/15)、天候:晴れ、無風~微風の中、ニラ圃場の土壌消毒を行いました。土壌消毒剤はキルパー(製造:バックマンラボラトリーズ株式会社、販売:サンケイ化学株式会社)を使用しました。

キルパーの特徴

  • 土中深くまで、ムラなく効きます。
    有効成分が土壌中に満遍なく拡がり、安定した効果を発揮します。
  • 総合土壌消毒剤です。
    土壌センチュウの種類に関係なく優れた効果があり、多くの土壌病害にも有効です。畑作雑草のイネ科、非イネ科を問わず、被覆処理により抑草効果もあります。
  • 普通物です。
    哺乳類や水産動物への安全性が高く、消防法上危険物ではありません。
  • 刺激臭が少ない。
    刺激臭が少なく安心して作業が出来ます。土壌中で分解して有効ガス成分MITCになります。
  • 処理方法が選択できます。
    専用機により処理作業が簡易に行えます。

引用:グリーンジャパンより

キルパーの適用病害虫/雑草は、乾腐病、葉腐病、ネグサレセンチュウ、一年生雑草で、10aあたり60Lの原液を使用します。定植の10日前までに1回のみ使用することができます。所定量の薬液を土壌表面に散布し、直ちに混和し被覆していきます。

今年は自動マルチ張り機(トラクターのアタッチメント)を使用して、2回に分けて行うことにしました。1回目となる本日は、ハウスの両端を消毒します。

soil_disinfestation_2019_3ロータリーの手前にキルパーの散布機を取り付け、ロータリーの後ろには自動マルチ張り機を取り付けます。これで、キルパーの散布、ロータリー、被覆が一度にできます。(画期的!)

キルパー散布直後のロータリーは普段よりも深くかけると良いそうです。これにより、土壌に層ができ効果の持続が期待できるとのこと。

 

soil_disinfestation_2019_2両端を消毒・被覆した状態がこちら。この後、3週間~4週間放置します。

 

真ん中(2回目)

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4/14(日)、天候:曇り、無風の中、2回目の土壌消毒を行いました。前回はハウスの両端を消毒したので、今回はハウスの真ん中を消毒します。前回消毒した両端は、被覆のマルチを剥がし、十分にロータリーをかけました。

 

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前回は消毒後のマルチが風に煽られて剥がれてしまったことがあったため、今回は前回よりもマルチに土がよくかかるようにマルチャーの設定を調整しました。後方のスポンジのタイヤが完全にマルチの内側を踏む程度に設定するとよく被覆されます。また、土に水分が多くダマになっているとマルチにかかりにくいため、ある程度土が乾いている状態で、事前によくロータリーをかけておくのが重要です。

 

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真ん中を消毒・被覆した状態がこちら。この後、3週間~4週間放置します。

今後、5月中旬にマルチを剥がし、よくロータリーをかけた後、堆肥と化成肥料を散布して定植です!