ニラ収穫終了【2019年度】と土壌消毒【2020年度】

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本日(4/8)、2019年度のニラ収穫が終了しました。

 

ハウスの片付け

収穫し終わったハウスの扉を外して、マルチと潅水チューブを剥がし、今期のニラが来期に残らないよう丁寧にロータリーをかけていきます。

 

 

施肥(堆肥)

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また、2020年度の作付けに向けた準備も始まっています。動物性の堆肥の他に、今年は土壌改良のためバーク堆肥も入れてみます。

 

土壌消毒

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堆肥を振ったあと、キルパー(製造:バックマンラボラトリーズ株式会社、販売:サンケイ化学株式会社)を使用して、土壌消毒を行います。(今年は土壌消毒の作業中に余裕がなかったので写真は去年のもの・・・) キルパーの適用病害虫/雑草は、乾腐病、葉腐病、ネグサレセンチュウ、一年生雑草で、10aあたり60Lの原液を使用します。定植の10日前までに1回のみ使用することができます。所定量の薬液を土壌表面に散布し、直ちに混和し被覆していきます。

キルパーの特徴

  • 土中深くまで、ムラなく効きます。
    有効成分が土壌中に満遍なく拡がり、安定した効果を発揮します。
  • 総合土壌消毒剤です。
    土壌センチュウの種類に関係なく優れた効果があり、多くの土壌病害にも有効です。畑作雑草のイネ科、非イネ科を問わず、被覆処理により抑草効果もあります。
  • 普通物です。
    哺乳類や水産動物への安全性が高く、消防法上危険物ではありません。
  • 刺激臭が少ない。
    刺激臭が少なく安心して作業が出来ます。土壌中で分解して有効ガス成分MITCになります。
  • 処理方法が選択できます。
    専用機により処理作業が簡易に行えます。

引用:グリーンジャパンより

 

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去年は初めての作付けで土壌消毒から定植まで期間があったため、両端と真ん中で2回に分けて消毒を行いましたが、今年からは定植までの期間が短いので1回でハウス全面を消毒します。土壌消毒機を使って指定の数量をハウスに散布・混和した後、幅6mの透明マルチをハウス全面に被覆していきます。

 

3週間後にマルチを剥がし、ロータリーをかけて消毒完了です。