ニラ播種後のトンネル化【2020年度】

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3月6日の播種後、10日ちょっとシルバーラブ べた掛けと水やりを行ってきましたが、本日3月18日時点で全体の8割くらい発芽してきたのでトンネル化しました

 

トンネル化

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3月6日に撒いた種が無事に発芽して1cm~2cm程度になってきました。シルバーラブをべた掛けしたままだと葉先が焼けてしまうので、トンネルにします。一度セルトレイを移動して、防草シートとネトマールを敷いて、またセルトレイを戻します。3月にしては暑い日だったので汗だくになりました。

ネトマールは安全な既知の化合物をベースにした根止用育苗下敷紙です。

植物の根の先端がネトマールに触れると、根の伸長を抑制し側根の発根が促されます。そのため細根の多い充実した根を持つことができ、移植後の活着が促進されます。

ペーパーポットやチェーンポットの下敷紙として使用すると、ポットの底での根絡みを抑制し、移植作業の効率化に繋がります。

ネトマールは使い捨てですので、根止め効果は1回限りです。


引用:日本甜菜製糖株式会社 紙筒事業部 Webサイト より

  

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これまではシルバーラブべた掛けだったので3日~4日毎に水やりすればよかったのですが、これからは基本的に毎朝やります。昼過ぎも培土が乾いているようだったら再度潅水します。ただ、過乾燥や過湿はよくないので、少々気を遣わないといけません。

温度もニラの生育適温である20℃~25℃に保つよう、日中はハウスを開けて温度管理を行っていきます。

発芽の状態

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こっちはゆめみどり。

 

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こっちがタフボーイ。(ビッグロードは奥の方)

今のところゆめみどりとビッグロードの方がタフボーイより発芽率は良さそうです。全体的には去年と比べると発芽に関しては順調です。種蒔き初日の水の量がポイントのようです

また、ハウスの内側より外側の方が発芽率が悪いので、セルトレイを戻すときに、もともと外側だったところが内側に、内側だったところが外側になるように戻し、発芽ムラがないように育てていきます。

 

反省点

種蒔きの日に並べたセルトレイに対してシルバーラブをそれほど余裕なく切ってしまったので、トンネル化して高さが出たときに、長さがギリギリ(というか若干足りない・・・)感じになってしまいました。来年は余裕をもった長さにしようと思います。