ニラ(ゆめみどり・タフボーイ・ビッグロード)の播種【2020年度】

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播種(種蒔き)

本日(3/6)、ニラの播種(種蒔き)を行いました(特に狙ったわけではないですが去年の種撒きと同じ日・・・)。みのる産業株式会社の野菜全自動播種機を使用しての種蒔きです。

 

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まずは床土。土は、去年と同様、「スミソイルN-800C培土」(住化農業資材株式会社)を使用しました。

高品質のゼオライトを配合しているため、ネギやニラの長期育苗でも追肥の心配はありません。

炭を配合しているため、従来の培土よりも根量が多くなり、定植後の生育が極めて良好です。

炭効果で健苗率が向上します。

通気性・透水性・保水性に優れ、育苗時の水管理がしやすい培土です。

品質管理に努めていますので、均一な良苗生産ができます。

引用: 住化農業資材株式会社技術資料より
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このスミソイルを床土の投入口に入れていきます。油断するとすぐなくなってしまうので、1人つきっきりになります。

 

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床土の次は種。今年は残念ながらゆめみどりの種があまり採れなかったようで、十分な数を確保することができませんでした。当社は11月から3月の寒い時期のみの収穫となるので、ゆめみどりの他に、低温伸張性の高い(と言われている)タフボーイとビッグロードを試してみることにしました。

2020年3月6日時点で、2019年度のゆめみどりは4番刈りまで順調に収穫できていますが、2020年度のタフボーイとビッグロードはどうなるか・・・。ゆめみどりと同じくらいの収量を期待しつつ、種を撒いていきます。

 

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最後に覆土をかけて完成です。

 

今年は動画を撮ってきたので、公開してみます。

 

セルトレイ並べと潅水

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種蒔きの後は、セルトレイ並べです。事前に準備していた育苗ハウスに品種毎に並べていきます。

 

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去年はこの時の水が足りなかったのか、若干発芽率が悪かったので、今年はこれでもか、というくらい水をやります。(シャワーヘッドの調子が悪くて時間かかりました・・・)

セルトレイの下から水が沁みて土が濡れるくらい潅水したら、シルバーラブをかけて、今日の作業は終了です。

シルバーラブの特徴
1. アルミの断熱効果により、育苗期間中の急激な温度変化による障害発生を防ぎ、夜間保温にも効果があります。
2. 水分の蒸発を抑え床土に適度な水分を保持し、灌水の省力化が図れます。
3. 出芽適温で最適な育苗環境をつくり、出芽揃いを良くします。
4. 出芽後は必要条件に応じて、シルバー面と不織布面の別開閉による管理が可能です。

引用:東罐興産株式会社HPより
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お疲れ様でした!