ニラの定植【2019年度】
播種後82日経過した本日(5/27)、ニラの定植を行いました。
定植前準備
定植前にハウスの中を十分にロータリーをかけ、45cm間隔で畝を作ります。1つのハウスに10列植えていきます。
定植直前に、ネダニ防止のためトクチオン細粒剤Fを散布します。
トクチオン細粒剤Fの特徴
さとうきび、かんしょ、ごぼうなどに発生する広範囲の害虫に優れた効果を示すトクチオンを土壌害虫用として使いやすくした薬剤です
コガネムシ類幼虫・ヒョウタンゾウムシ類・ネキリムシ類など土壌害虫に優れた効果を示します
引用:アリスタHPより
トクチオン細粒剤Fの適用病害虫はネダニ類で、10aあたり6kg~9kgの粒剤を使用します。定植時に1回のみ使用することができます。定植するハウスに細粒機を使用して散布していきます。
定植
畝づくりとトクチオンの散布が終わったら定植です。定植は、みのる産業株式会社の「野菜移植機歩行2条植」を使用しました。
主な特長
引用:みのる産業株式会社HPより
・小型軽量の2条タイプで経済性を追求
・苗箱をセットするだけで苗の押出しから植付けまで全自動
・苗がなくなれば走行・植付けが自動停止
・植付深さ一定の直立植え
・植付条間45cmタイプ
育苗したセルトレイをセットして走り出すと、
セットしたトレイからニラの根本をつまんで、
抜いた苗をひとつずつ送り出し、
自動で植えていきます。
植え付けの動画はこちら。
無事、1日ですべてのハウスに定植ができました。一部、抜けている部分やうまく植え付けできていない苗があるので、後日捕植・修正します。今年は5月21日の大雨の影響で1日で定植準備と定植を行いましたが、なかなかハードな1日になってしまったので、来年は2日に分けて実施したいと思います。
おまけ
定植時の苗はこんな感じでした。ネトマールのお陰でセルトレイの中で根が巻かれ、太くなっていました。